チェンジマネジメントとは何か?

個人が変わることで、組織は変わることができる


日本の多くの企業が、急増する課題の波に直面しています。高齢化社会、働き方の多様化、従来の形式を根底から覆すような数々のイノベーション(オートメーション、AI、クラウドテクノロジーなど)、市場のグローバル化、M&Aの増加などにより、組織にとって変化を受け入れる頻度が高まり、適応のスピードが重要視されてきています。変わりゆく環境下において変化を上手にマネジメントすることは、組織が生き延び競争していくために必要不可欠なケイパビリティーとなっています。

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組織が何かを目指し、プロジェクトや活動に取り組む過程において、さまざまな変革が求められます。たとえば業務プロセス、職務役割や組織構造、テクノロジーの活用などの変革です。しかし変革を実現するにあたり、最終的に仕事のやり方を変えなければならないのは個人です。 Prosci®のリサーチ結果によると、彼らがやり方を変えられなかったり、新しいやり方を受け入れ学ぼうとしないと、その活動の多くは失敗に終わります。もし彼らが変わることができれば、活動の成功確率は飛躍的に上がります。

チェンジマネジメントとは何か?


チェンジマネジメントとは、組織の成功や成果を導くための変革を個人が上手く受け入れることを可能とするためのマネジメント手法です。

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変革にはそれぞれ特徴があり、それを受け入れる個人にもまたそれぞれ特徴があります。数十年にわたるリサーチの結果、個人が変化を受け入れやすくするコツのようなものがあることが分かってきています。 チェンジマネジメントは、次のような場面で非常に有効です:・絶対に成功させなければいけないプロジェクトに取り組む・人々に大きく影響を与えるような変革を実行する・変革への抵抗を緩和する

チェンジマネジメントの3つのレベル


個人レベル

チェンジマネジメントの3つのレベルイメージ

プロジェクトレベル

組織レベル

企業における組織レベルのチェンジマネジメントは、変化し続ける世界に順応し、競合企業との差別化を実現するコアコンピテンシーです。企業がチェンジマネジメントを実践できるということは、組織内の役割、構造、プロセス、プロジェクトやリーダーシップコンピテンシーといった領域にチェンジマネジメントが浸透していることを意味します。それはつまり、企業内の重要な取り組みには、自然とチェンジマネジメントが適用され、リーダーは変革の中でチームをガイドするスキルを身に着けており、社員は変革を成功させるうえでどんなことを誰に確認しなければいけないか分かっている状態を意味します。 企業レベルでチェンジマネジメントに取り組む最終的な目標は、個人が変革をより早く効果的に受け入れ、組織が市場の変化に素早く反応し、戦略的な計画を支持し、新しいテクノロジーをより早く、生産性をなるべく損なわずに導入できるようになることです。しかしチェンジマネジメントはある日突然できるようになるものではありません。組織全体に、チェンジマネジメントを根付かせる戦略的アプローチが必要となります。

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