組織の保守的な文化風土が変革のスピードを遅らせる
日本の多くの企業が、急増する課題の波に直面しています。グローバル市場の変化、環境問題、人材不足、コンプライアンスや不正問題、ダイバーシティ、働き方改革など、このような環境下で生き残り成長し続けるために、組織は矢継ぎ早に訪れる業務改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)などの大規模かつ複雑な変革をうまく管理していく必要があります。
しかし、組織が大規模かつ複雑な変革を実施しなければならないにも関わらず、組織の保守的な文化風土がそれらの変革のスピードを遅らせたり、時として変革を失敗に追いやってしまうことがあります。
チェンジマネジメントのグローバル・リーディング・カンパニーであるProsci®(プロサイ)社のリサーチ結果によると、日本を含むアジア圏の特徴として、集団主義的な組織文化が、変革への社員の積極的な関与を妨げる傾向があると報告されています。また、他の地域と比較して、雇用の安定や役職の権限を失うことへの恐れや、新しい働き方に対する抵抗が発生しやすいとも報告されています。このような状況に対し、本来であればエグゼクティブや監督者による現場社員への支援が求められますが、エグゼクティブや監督者と現場社員との間に距離があり、ほとんど交流がないのも日本を含むアジア圏の特徴として報告されています。
チェンジマネジメントとは何か?
チェンジマネジメントとは、組織の成功や成果を導くための変革を個人が上手く受け入れられるよう準備し、環境を整備し、そして個人をサポートし続けるための体系的なアプローチです。
変革にはそれぞれ特徴があり、それを受け入れる個人にもまたそれぞれ特徴があります。数十年にわたるリサーチの結果、個人が変化を受け入れやすくするコツのようなものがあることが分かってきています。
チェンジマネジメントは、次のような場面で非常に有効です:
- 絶対に成功させなければいけないプロジェクトに取り組む
- 人々に大きく影響を与えるような変革を実行する
- 変革への抵抗を緩和する
Prosciのチェンジマネジメントがお客様に選ばれる理由
Prosciのチェンジマネジメントを選んでいただくことで、25年以上にわたる業界をリードする調査研究と、
変革を成功に導くために必要な実績のある経験をご活用いただけます。
25年以上
にわたるチェンジマネジメント関連の活動・調査にもとづく方法論を提唱
100000人以上
の資格取得者を持つ世界最大級のチェンジマネジメントサービス提供会社
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の『Fortune 100』掲載企業と提携
チェンジマネジメント能力が向上すると社員が積極的に変革に関わるようになります
チェンジマネジメント研修を開催して社員のチェンジマネジメント知識を向上させたり、チェンジマネジメントを適用するプロジェクトを増やしたり、組織標準プロセスにチェンジマネジメントを組み込むことで、組織内のチェンジマネジメント能力が向上していきます。
Prosciは、組織のチェンジマネジメント能力を、成熟度モデルとして5つのレベルで提示しています。組織のチェンジマネジメント成熟度のレベルが向上すれば、変革プロジェクトでより頻繁にチェンジマネジメントが実行され、社員もより幅広くチェンジマネジメントに関わり、自分の役割を理解した上で、変革の成功に貢献しようと動くようになります。
Prosciのリサーチ結果によると、チェンジマネジメント成熟度が向上すると、社員の関与度(エンゲージメント)が上がることが示されています。これはすなわち、組織のチェンジマネジメント能力を向上させることで、社員が個人として、より積極的に変革プロジェクトに関わるようになることを意味しています。その結果、変革プロジェクトの成功率が向上し、望ましい成果を実感できるようになるでしょう。
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