Prosci® PCT Model
— 変革成功を支える4つの要素

変革プロジェクトが成果を出せない原因の多くは、推進体制の連携不足にあります。
PCT Model は、リーダーシップ・プロジェクト管理・チェンジマネジメントを統合し、組織全体で変革を成功へ導く枠組みです。

変革プロジェクトの
健全性評価モデル:PCT

The Prosci Change Triangle (PCT・ピーシーティー) Modelは、変革を成功させるために必要な4つの要素を三角形の図で示したフレームワークであり、ADKAR® Modelと並ぶProsci方法論の2つの基盤モデルの一つです。 チェンジマネジメントだけに注目するのではなく、リーダーシップやプロジェクト管理との関係を含めた「全体像」を把握するために役立ちます。

Prosci(プロサイ)の調査によると、プロジェクトがこれら4つの側面のいずれか一つでも弱い場合、プロジェクトは行き詰まるか失敗に終わるという結果が出ています。

モデルでは、チェンジマネジメントが関与するリーダーやプロジェクト管理を含む全体像の中でどこに位置づけられるかを明確に示しています。またProsci方法論の図においてPCT Modelは、あらゆるチェンジマネジメント戦略が「成功」を念頭に置いて始まることを強調しています。

PCT Modelの4つの要素

すべてが噛み合い、プロジェクトの成功が見えてくる

中心に置かれている「成功」とは、プロジェクトを通して組織が目指す姿であり、それを支える3つの要素はそれぞれが密接に関係しています。経営層の積極的な参加、効果的なプロジェクトマネジメント、体系的なチェンジマネジメントが連携し機能することが、変革の成功には欠かせません。さらに、変革の成功とは単なるテクノロジー導入ではなく、変革の理由や達成すべき目標が明確であることが重要です。

CT Model図:成功を中心にリーダーシップ・PM・チェンジマネジメントを配置

PCTアセスメントでプロジェクトの
健全性を継続的に確認する

PCT Modelは、シンプルながら強力なフレームワークであるのみならず、実際にプロジェクトの健全性を診断するツールとしても使えます。Prosciは、25年以上にわたる変革に関する調査研究に基づき、プロジェクトの現状を客観的に把握するための「PCTアセスメント」を開発しました。これを使ってプロジェクトの健全性を診断することで、どの部分に進行上のリスクや妨げがあるかを特定し、改善のための行動計画を立てることができます。プロジェクトの節目ごとに定期的に実施することで、最後まで健全な状態でプロジェクトを進めることができます。

PCTおよびADKARは、Prosciが開発したチェンジマネジメントの基本モデルであり、Prosciの各種研修を通じて学び、評価指標や使い方を理解したうえで実践することができます。プラクティショナーは通常、Prosci 3-Phase Processの全3フェーズを通じてPCT Modelを活用します。

PCT Modelで、チームの認識を揃える

PCT Modelを活用することで、チームに4つの側面を結ぶための枠組みと共通言語を構築することができます。主要なステークホルダーは、リーダーシップ/スポンサーシップ、プロジェクトマネジメント、およびチェンジマネジメントのさまざまな側面からなる、プロジェクトの成功に関する共通の定義をすり合わせます。変革を進めるうえで想定されるリスクや阻害要因について、主要なステークホルダー間で話し合い、共通認識を持ったうえで同じ方向性の打ち手を検討していく——そうした対話を支える、効果的なコミュニケーションツールでもあります。

定期的な健康診断

変革を成功に導くためには、まず何を実現したいのかを明確にし、関係者間で認識をそろえることが重要です。そのため、チェンジプラクティショナーは望ましい成果を念頭に置いて効果的なチェンジマネジメント活動を実行できます。プロジェクトの成功には、プロジェクト期間を通じて定期的にプロジェクトの健全性を評価することも重要です。そこで役立つのが「PCTアセスメント」です。

ステークホルダーもまた、このアセスメントを活用して、プロジェクトの健全性を保つうえで最大のリスク要因を特定することができます。また、その健全性を向上させるだけでなく、成功の可能性を高めるための機会やアクションプランも特定可能です。PCTアセスメントは、ベースラインを確立し、プロジェクトのライフサイクルにおける主要なマイルストーンでプロジェクトの健全性とパフォーマンスをモニタリングするために重要なアプローチなのです。

Prosci 3フェーズプロセス:スタートから本稼働までの変革ステップ

変革を学ぶ

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